符名
基本符
読み方
フーテイ
20符〜25符

麻雀の基本符 - 得点計算の核となる点数システム

麻雀の得点計算において、基本符は全ての計算の土台となります。符計算の最初のステップとして、まず基本符を理解する必要があります。

基本符の種類

通常手の基本符(20符)

通常の和了形では、20符が与えられます。これは最も一般的な基本符で、以下の条件を満たす場合に適用されます:

  • 刻子や順子を含む一般的な和了形
  • メンツ手による和了
  • 面子構成が通常の4面子1雀頭

平和形の基本符(30符)

ツモ和了時には、基本符30符となります。これは以下の特徴を持ちます:

  • すべての面子が順子で構成
  • 雀頭が役牌でない
  • 待ちが両面待ち

七対子の基本符(25符)

七対子は特殊な形で、以下の特徴があります:

  • 7つの対子で構成される和了形
  • 常に25符固定
  • 他の符は一切加算されない

基本符の適用条件

メンツ手の場合

基本符20符 + 各種加符 = 合計符数

特殊形の場合

平和形:30符(ツモ)または20符(ロン)
七対子:25符(固定)
国士無双:役満のため符計算不要

他の役との関係性

基本符は以下の役と密接な関係があります:

  • 平和:基本符が20符または30符に固定
  • 七対子:基本符が25符に固定
  • 国士無双:基本符の概念が適用されない
  • 断么九:基本符は通常通り計算

よくある誤解

以下の点について、多くのプレイヤーが混乱しがちです:

  • 平和のツモ和了が30符となる理由
  • 七対子が25符固定である根拠
  • 基本符と加符の関係性

実践での活用

基本符を正しく理解することで、以下のメリットがあります:

  1. 効率的な得点計算が可能
  2. 戦略的な打ち方の選択
  3. より正確な点数予測

得点計算への影響

基本符は最終的な得点に大きく影響します:

  • 20符1翻:1000点
  • 25符1翻:1600点
  • 30符1翻:2000点

まとめ

基本符は麻雀の得点計算において最も基本的な要素です。役や加符と組み合わさることで、最終的な得点が決定されます。特に平和形や七対子のような特殊な形の場合、基本符が固定されることを覚えておくことが重要です。

プレイヤーは基本符を理解することで、より戦略的な選択が可能となり、効率的な得点計算を行うことができます。

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