符名
自風牌
読み方
メンフォンパイ
2符

自風牌 - 麻雀の基本点数と戦略的価値

自風牌の基本

自風牌は、プレイヤーの座席位置に対応する風牌を揃えることで得られる1符です。東家なら東の風牌、南家なら南の風牌というように、自分の風と一致する牌を3枚以上集めることで成立します。

配点システムと特徴

  • 刻子(明):2符
  • 刻子(暗):4符
  • 槓子(明):8符
  • 槓子(暗):16符

自風牌は、基本点の計算において重要な役割を果たします。特に他の役と組み合わせることで、より高い得点を狙うことができます。

他の役との比較

場風牌との関係性

場風牌も自風牌と同様に1符の価値がありますが、以下の特徴があります:

  • 東場で東家の場合、自風牌と場風牌が重複
  • 両方成立時は2符となる
  • 戦略的価値が高まる

三元牌との違い

三元牌(白・發・中)と比較すると:

  • 三元牌:役牌として1翻
  • 自風牌:符のみ
  • 点数計算への影響が異なる

実践的な活用方法

序盤での判断

  • 自風牌は序盤から集めやすい
  • 他家の捨て牌から読みやすい
  • 待ち牌の選択肢が広がる

中盤での展開

  1. 他の役との組み合わせを意識
  2. 素早い手牌完成が可能
  3. 安全牌としても機能

終盤での価値

  • 残り枚数が把握しやすい
  • 守備的な選択として有効
  • 最後の詰めの1符として重宝

点数計算への影響

基本パターン

  • 平和形との相性:良好
  • 七対子との相性:考慮不要
  • 一般形での活用:効果的

高得点パターン

複数の役と組み合わせることで、より効果的な得点計算が可能になります:

  • 混一色との組み合わせ
  • 対々和との相性
  • 三暗刻との連携

戦略的価値

メリット

  1. 集めやすい
  2. 点数計算が簡単
  3. 安全性が高い
  4. 展開の自由度が高い

デメリット

  1. 符のみの価値
  2. 座席による制限
  3. 場風との重複可能性

対抗する際の注意点

  • 相手の自風を意識
  • 場風との関係性を把握
  • 残り枚数の管理

まとめ

自風牌は、基本的な符計算の要素でありながら、戦略的な価値も持ち合わせています。特に:

  • 点数計算の基本要素
  • 安全性の高さ
  • 展開の多様性
  • 他の役との組み合わせやすさ

これらの特徴を理解し、効果的に活用することで、より戦略的な麻雀が楽しめます。

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