大四喜は、東・南・西・北の四風牌をすべて刻子または槓子で揃えた役で、役満となります。四風牌すべてを揃える必要があるため、麻雀の役の中でも最も難しい役の一つとされています。
大四喜の成立には以下の条件が必要です。
点数は以下の通りです。
小四喜は四風牌のうち3つを刻子または槓子で揃え、残りの1つを雀頭とする役です。一方、大四喜は四風牌すべてを刻子または槓子で揃える必要があり、より難易度が高くなります。
大四喜の出現確率は約1/300,000と言われており、四暗刻(1/33,000)や国士無双(1/37,000)と比べても10倍以上レアな役となっています。
この確率の低さには以下の要因があります。
大四喜を狙う際の主なポイントは以下の通りです。
場に出ている風牌を確認
序盤での判断
鳴きの選択
大四喜は以下の役満と複合する可能性があります。
以下の状況では大四喜が狙いやすくなります。
東場での東家
序盤で風牌が集中
他家が風牌を使用していない
序盤での見極め
場風や自風の確認
待ちの形
大四喜は、その希少性と難易度の高さから、多くの麻雀プレイヤーが憧れる役満の一つです。成立には運要素も大きく影響しますが、場の状況を的確に判断し、適切な選択を重ねることで、成功率を上げることができます。