一盃口は、同じ数字の同じ色の順子(連続する3つの数牌)を2組作ることで成立する1翻の役です。門前でのみ成立し、鳴きがある場合は成立しません。
以下のような並びで成立します。
345m 345m(萬子での一盃口)
678p 678p(筒子での一盃口)
234s 234s(索子での一盃口)
平和との複合は非常に一般的で、2翻を獲得できます。両方とも門前限定のため、静かに手を進められる特徴があります。
二盃口は一盃口を2組作る役で、3翻となります。一盃口のテンパイ形から二盃口に発展させることも可能です。
タンヤオと組み合わせることで2翻となり、効率的な点数獲得が可能です。2-8の数牌で一盃口を作ることで成立します。
同じ数字の順子を2組作るため、テンパイまでの効率が良く、比較的早めに形を整えることができます。
一盃口は門前限定のため、他家に気付かれにくい打ち方を心がけることで、リーチされにくくなります。
一盃口は初心者から上級者まで幅広く使える役で、特に平和との複合や二盃口への発展など、様々な可能性を秘めています。門前での手作りを基本とし、状況に応じて他の役との複合を狙うことで、より効果的な戦略を立てることができます。